国土交通省・持続可能社会における既存共同住宅ストックの再生に向けた勉強会
2-2 ①非破壊調査と破壊調査
- 建物を調査・診断する技術には、建物をそのままにして行う非破壊調査と、建物の一部をサンプルにして 行う破壊検査がある。
- 測定した結果は、修繕が必要かどうか、必要なのはどのような修繕か等の判断に活用される。

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2-2 ②技術の概要
- 建物を調査・診断する技術には、躯体・外壁・設備配管等の表面からは見えない鉄筋の位置・径、外壁タイルの浮き・剥離、及び配管内部の腐食などを、非破壊で把握できる技術がある。

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2-2 ③調査・診断による評価(躯体)
- 躯体・外壁のひび割れ調査は、ひび割れの規模・形状を測定するだけでなく、収縮・中性化の進行など、ひび割れの発生要因についても把握する。

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2-2 ③調査・診断による評価(その他)
- 仕上げ材の付着強度の測定は、継続的な利用の可否、塗り替えの要否等を判断するために活用する。
- 設備配管のサンプリング法による残存肉厚の測定は、計算式により残存寿命を推定するために活用する。
