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2-3 改修技術

国土交通省・持続可能社会における既存共同住宅ストックの再生に向けた勉強会

2-3 ①躯体・外壁

  • 躯体・外壁の改修技術は、多様な工法が開発されており、調査・診断結果に基づき、ひび割れを補修する技術(被覆工法、注入工法、充てん工法等)や、既設塗膜を補修する技術(塗装・吹付け直し工法)だけでなく、劣化事象を回復する技術(劣化部分の除去工法、吹付け工法、表面含浸工法等)等を組み合わせて活用する。

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2-3 ②躯体・外壁(代表例)

  • コンクリート躯体の改修技術には、劣化状況や劣化原因に対応して、コンクリートひび割れの改修 技術、鉄筋腐食部の補修技術、中性化・欠損した躯体の修復技術等がある。

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2-3 ③防水・仕上げ・設備

  • 防水・仕上げを改修する技術には、劣化した部位を部分補修する工法、防水層等を撤去し再施工 する工法、従前の防水層を撤去せずに行う補修(かぶせ工法)等がある。
  • 共用設備配管を改修する技術には、給水管を高圧洗浄する工法、配管内部を補修する更生工法、 配管を取り替える更新工法がある。
  • いずれの場合も、調査・診断結果に基づき、適切な工法を選択し活用する。

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2-3 ④屋上防水・仕上げ(代表例)

  • 屋上防水の改修技術には、既存防水を部分補修・全面撤去し再施工する工法とともに、既存防水層 を撤去せずに、防水補修を上乗せしていくかぶせ工法がある。
  • 外壁タイルの補修技術には、張替工法とともに、繊維ネットを使用して剥落を防止する複合改修構工 法がある。
  • 塗装の補修技術には、躯体等を保護する塗装・吹付け直し工法がある。

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2-3 ⑤共用設備配管

  • 共用設備配管の改修技術には、洗浄工法、更生工法、更新工法があり、配管の劣化状況に応じて 組み合わせて利用することができる。

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