1. HOME
  2.  > 技術情報
  3.  > 耐久性・耐用性
  4.  > 3-2 計画修繕

3-2 計画修繕

国土交通省・持続可能社会における既存共同住宅ストックの再生に向けた勉強会

3-2 ①計画修繕の進め方

  • 共同住宅を維持するためには経年により劣化した部分を補修することが必要である。このため、計画的に準備をすすめて修繕工事を実施する(計画修繕)。なかでも、外壁修繕等で足場を設置する際には、同時に行うことのできる工事をまとめて実施する(大規模(計画)修繕)。
  • 計画修繕の時期は、予想される劣化を踏まえて計画する。
  • 計画された時期が近づくと、定期点検・調査・診断結果から工事の必要性や内容を判断し実施する。

国土交通省・持続可能社会における既存共同住宅ストックの再生に向けた勉強会

(参 考) 大規模(計画)修繕に用いられる外部足場

  • 大規模(計画)修繕に用いられる外部足場は、建物の形状、高さ等で異なる。
  • 最近では、防犯性に対応したものが使用される傾向にある。

国土交通省・持続可能社会における既存共同住宅ストックの再生に向けた勉強会

3-2 (足場を設置する工事)

  • 躯体・外壁等、屋上防水、建具等を対象とする工事は、足場を設置すると安全・効率的に実施できることから、調査・診断により劣化が明らかになった部位について、まとめて実施することが多い。

国土交通省・持続可能社会における既存共同住宅ストックの再生に向けた勉強会

3-2 (設備系同種工事)

  • 給水、排水、電気等の設備を対象とする工事は、調査・診断により劣化が明らかになったものについて、管・系統がつながっているものをまとめて実施することで、居住者への影響を低減できる。

Get ADOBE READER

PDFファイルをご覧になるにはアドビシステムズ株式会社のアドビリーダー(Adobe Reader)が必要です。お持ちでない方は、左のアイコンをクリックするとダウンロードできます。